2023.09.12メールマガジン

7月時点のインターンシップ参加率は46.5%で昨対比増加。他〔ブンナビ編集部/ブンナビ学生アンケート 25卒の就活進捗状況の報告〕

ブンナビでは、登録学生を対象にしたアンケートを定期的に実施しています。
今回は、2023年7月調査の結果より抜粋してご報告いたします。詳細情報は、各大学担当・弊社HP宛にお問い合わせください。

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[1] 7月時点のインターンシップ参加率は46.5%で昨対比増加。
[2] インターンシップ新ルールについての認知度は約7割、正しい理解が課題。
[3] 就活イベントでの質疑応答、質問することに抵抗が「ある」約6割。

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│1│ 7月時点のインターンシップ参加率は46.5%で昨対比増加。
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▼25卒向け7月調査でインターンシップ参加状況について調査した。
「既に参加した」46.5%(昨対比+9.1pt)で、約半数近くが7月の時点で
インターンシップに参加していた。
これから参加予定は合計で52.0%と約半数はこれから参加となるようだ。

【問】インターンシップや仕事体験・セミナーに参加したいと思いますか
   (択一)※1dayのものも含みます

回答 《昨対比》 選択肢
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46.5%《+9.1》既に参加した
24.6%《-5.6》未参加・これから参加する
23.4%《-1.0》未参加・これから参加したい(応募中)
4.1%《-3.1》未参加・これから参加したい(未応募)
1.5%《+0.6》未参加・参加したいと思わない
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また、インターンシップは「対面型」と「オンライン型」のどちらに参加した
いかも調査した。「対面型」「どちらかといえば対面型」を合わせると
81.9%とほとんどの学生が「対面型」のインターンシップに参加したいと
思っているようだ。

【問】インターンシップ等について、対面型とオンライン型の
   どちらに参加したいと思いますか(択一)

回答 選択肢
───────────────────
43.3% 対面型に参加したい
38.6% どちらかといえば対面型に参加したい
15.2% どちらかといえばオンライン型に参加したい
2.6% オンライン型に参加したい
0.3% インターンシップには参加しない・するつもりはない
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【問】「対面型に参加したい」「どちらかといえば対面型に参加したい」を
   選んだ方に質問です。理由を教えてください(複数選択)

回答 選択肢
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87.1% 社内の雰囲気が知りたいから
51.1% 仕事内容をより理解度できると思うから
43.6% 就活のモチベーションが上がるから
40.4% 社員の方に話をしやすい(質問しやすい)から
34.3% 志望度の高さをアピールできるから(自分の顔や名前を覚えてもらえる等)
32.5% 他の学生の進捗状況が分かったり、情報交換できるから
32.5% オフィス・工場などの見学ができるから
22.5% プログラム的に満足度が高そうだから
14.6% オンライン参加だと、コミュニケーションに不安があるから
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【問】「オンライン型に参加したい」「どちらかといえばオンライン型に
   参加したい」を選んだ方に質問です。理由を教えてください
   (複数選択)

回答 選択肢
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67.2% 遠方の企業でも参加しやすいから
65.6% 交通費がかからないから
57.4% 自宅で緊張せずに参加できるから
50.8% 数多く参加しやすいから
37.7% 志望度が高くなくても参加しやすそうだから
23.0% 顔を見せずに話をしやすい(質問しやすい)から
13.1% コロナの感染リスクを避けられるから
6.6% 対面参加だと、コミュニケーションに不安があるから
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│2│インターンシップ新ルールについての認知度は約7割、正しい理解が課題。
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▼25年卒のインターンシップにおいて大きな変更点といえば「基準を満たした
インターンシップ」で取得した学生情報を、企業が採用活動で利用できる
ようになる。ということだ。
上記ルールの詳細は、大人でも理解に時間がかかりそうだが、学生の認知度と
理解度について調査した。
「知っている」と回答した割合は、68.7%過半数が今年の変更については
認識があるようだ。

【問】25年卒(今年の大学3年生/院1年)から、
   「基準を満たしたインターンシップ」で取得した学生情報を、
   企業が採用活動で利用できるようになります。
   このことを知っていますか(択一)

回答 選択肢
───────────────────
68.7% 知っている
31.3% 知らなかった
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一方、詳細について確認すると一気に正しい回答を選択できる学生が減ること
になる。以下の設問で、企業が基準を満たしたインターンシップで取得した
学生の情報を使える時期について問うと、
正しい選択肢「大学3年生/院1年の春休み以降から(翌3月以降)」を
選択できたのはわずか5.0%となった。
「インターンシップに参加すると就職活動が有利に進む」という誤った理解に
つながりかねない状態と言えそうだ。

【問】今年の大学3年生/院1年(25卒)から、
   「基準を満たしたインターンシップ」で取得した学生情報を、
   企業が採用活動で利用できるようになることについて、
   企業はいつから学生情報を利用できると思いますか(択一)

※企業が学生情報を利用できることを知らなかった場合は、
最も近いイメージを選んでください。

※「基準を満たしたインターンシップ」は、下記全てを満たしているもの
のみが該当します。
・実施期間が5days以上あること
・長期休暇期間に行われること
・プログラム内に就業体験が含まれること
・就業体験では、職場の社員が学生を指導し社員からフィードバックが
行われること
・募集要項等に必要な情報を記載し公表していること

回答 選択肢
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10.8% 大学2年生/学部4年の春休み以前から(3月以前)
30.1% 大学3年生/院1年の春から(4~6月)
24.3% 大学3年生/院1年の夏から(7~9月)
7.6% 大学3年生/院1年の秋から(10~11月)
5.0% 大学3年生/院1年の冬から(12~翌2月)
5.0% 大学3年生/院1年の春休み以降から(翌3月以降)
17.3% 時期を問わずいつでも使える
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│3│ 就活イベントでの質疑応答、質問することに抵抗が「ある」約6割。
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▼学生が「質問すること」に対しての意識を調査した。
就活イベントでの質疑応答で「質問をしたことがある」は53.2%で約半数。
また『質問をすることに抵抗があるか』という設問に対して、
「はい(抵抗がある)」と回答したのは57.0%と約6割は『質問をすること』に
対して抵抗があるようだ。
その理由についても聞いてみると「質問の内容に自信がない」
「周囲の目が気になる」「目立ちたくない」が上位の回答となった。

【問】就活イベントでの質疑応答の際、質問をしたことがありますか(択一)

回答 選択肢
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53.2% 質問したことがある
46.8% 質問したことはない
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【問】就活イベントでの質疑応答の際、質問をすることに抵抗がありますか
   (択一)

回答 選択肢
───────────────────
57.0% はい
43.0% いいえ
───────────────────

【問】就活イベントでの質疑応答について、抵抗を感じる理由を
   教えてください(複数選択)

回答 選択肢
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34.5% 質問の内容に自信がない
32.5% 周囲の学生の目が気になる
26.6% 純粋に目立ちたくない・勇気がない
21.9% 上手く質問や意図を伝えられるか自信がない
19.3% 採用担当者の目が気になる
19.0% 質問することに抵抗はない
17.3% 質問がない・思い浮かばない
2.0% 質疑応答時間の必要性を感じない
0.3% 質問をする気で説明や話を聞いていない
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▽今回から、25卒のアンケートから抜粋した内容をお届けした。
25卒の学生は新型コロナが猛威をふるっていた時期に入学し、5類移行となり徐々に生活が戻りつつある頃に就活を迎えるという変化の多い代と言える。オンラインでの授業にも慣れているだろうから、インターンシップもオンラインでの参加が好まれるかと思ったが、今回の調査では対面での参加に積極的だったことは印象的だ。オンラインに慣れているからこそ「対面でないと得られるもの」「対面で参加した対価」は強く求められるかもしれない。

また、「質問すること」に対しての抵抗について設問は近年の学生の性格が現れた結果といえるのではないだろうか。「質問に自信がない」「周囲の目」「勇気がない」など、周囲の目をひどく気にしていることがうかがえる。集団から(良くも悪くも)目立つということは好まれない文化なのだろうか。

就職活動をこれからしていく上で、積極的に質問していくことはとても重要なことだ。インターネットの情報や自分の持ってるイメージの企業像と、実際に会って、質問して聞いたことでは異なることも多々ある。「質問して、おかしいこと聞く人だな。と思われたらどうしよう・・・」などと悩むことも良いが、この時期でなければ聞けない。ということもある。

まずは身近な大人に質問して対話をつなげる練習など、ちょっとした成功体験でも自信につながることはあると思う。インターネットに多数存在する就活マニュアルも良いが、自分の周囲の人たちと「就活」について会話してみることで得られることもあるのではないだろうか。

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■出典元(就職情報研究所)
https://bunnabi.jp/tsf.php?prm=SJK2507

【2025卒】学生アンケート調査【7月版】より
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