2023.05.23メールマガジン
4月上旬で「内々定取得」は50%超え。就職活動終了も20%以上に。他〔ブンナビ編集部/ブンナビ学生アンケート 24卒の就活進捗状況の報告〕
ブンナビでは、登録学生を対象にしたアンケートを定期的に実施しています。
今回は、2023年4月上旬調査の結果より抜粋してご報告いたします。
詳細情報は、各大学担当・弊社HP宛にお問い合わせください。
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[1] 4月上旬で「内々定取得」は50%超え。就職活動終了も20%以上に。
[2] 内定承諾書提出の拘束力について「必ず入社」と捉えるのは2割以下。
[3] 就職活動での後悔・反省点が「ある」70%以上。
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│1│ 4月上旬で「内々定取得」は50%超え。就職活動終了も20%以上に。
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▼24卒の4月上旬の調査で、就職活動の状況について調査した。
「未内定で、就職活動継続中」は、48.9%(昨対比-2.7pt)で、昨年度よりも
若干の減少傾向となっている。
一報「就職活動終了した」21.2%(昨対比+1.6pt)と、すでに2割以上の学生は
4月時点で活動が終了している結果となった。
【問】現在の就職活動状況を教えてください(択一)
回答 《昨対比》 選択肢
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48.9%《-2.7》まだ内定をもらっていないので、就職活動継続
9.8%《-0.3》現在の内定先は不満なので、就職活動を続ける
20.1%《+1.4》現在の内定先に不満は無いが、就職活動を続ける
21.2%《+1.6》就職活動終了した
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また、内々定の取得数は1社以上持っている割合が、52.3%と半数は内定を
獲得ているようだ。
中でも「5社以上」は5.3%(昨対比+2.5pt)と昨対比が選択肢の中で伸びが大きい。
この数字からも早期で採用選考に進んでいることがうかがえそうだ。
【問】これまでもらった内々定の数を教えてください(択一)
回答 《昨対比》 選択肢
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47.7%《-1.4》0社
26.5%《-3.2》1社
12.5%《+0.5》2社
4.2%《+0.8》3社
3.8%《+0.7》4社
5.3%《+2.5》5社以上
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平均 1.1 社《+0.2》
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│2│ 内定承諾書提出の拘束力について「必ず入社」と捉えるのは2割以下。
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▼内定を取得した場合、企業から求められることも多い「内定承諾書」に
ついて意識を調査した。
「内定承諾書」を企業に提出する際「必ず入社しなければいけない」と
回答したのは、15.2%(昨対比-10.6pt)と、わずか15%程度となった。
「断る可能性も視野に入れて提出できればいい」が、35.6%(昨対比+14.7pt)と
大幅に増加しており、内定承諾書の拘束力は年々失われつつある。
【問】「内定承諾書」の拘束力についてお聞きします。
「内定承諾書」を企業に提出する際、どのくらいの意志を持つべきだと
思いますか(択一)
回答 《昨対比》 選択肢
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15.2%《-10.6》 必ず入社しなければいけない
41.7%《- 4.7》 可能な限り入社しなければいけない
35.6%《+14.7》 断る可能性も視野に入れて提出できればいい
7.6%《+ 0.5》 とりあえず提出できればいい
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【問】「内定承諾連絡」の拘束力についてお聞きします。
企業から「内定連絡」を受けた後、企業に「内定承諾連絡」をする場合、
どのくらいの意思を持つべきだと思いますか(択一)
回答 《昨対比》 選択肢
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11.0%《-2.8》必ず入社しなければいけない
(100%入社するつもり)
43.9%《+0.1》可能な限り入社しなければいけない
(70~80%程度入社するつもり)
38.6%《+4.6》断る可能性も視野に入れて承諾できればいい
(40~50%程度入社するつもり)
6.4%《-1.8》とりあえず承諾しておけばいい
(20~30%程度入社するつもり)
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│3│ 就職活動での後悔・反省点が「ある」70%以上。
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▼就職活動での、後悔・反省点について調査した結果「とてもある」
「ややある」の合計が70.1%となった。
後悔が「とてもある」との回答が減少傾向で30%以下になっている。
【問】就活について、後悔・反省点はありますか(択一)
回答 《昨対比》 選択肢
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28.4%《-3.5》 とてもある
41.7%《+2.1》 ややある
20.1%《+1.7》 あまりない
9.8%《-0.3》 全くない
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また、具体的な後悔、反省点だと思うことについても調査した結果、
上位の回答は「始める時期」が42.4%(昨対比+3.5pt)、
「自己分析」36.0%(昨対比+6.8pt)、
「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)のネタ」29.5%(昨対比+1.3pt)という
結果となった。
上位10位までを見ても、主に就職活動準備に対しての反省点が多かったようだ。
【問】就活において後悔・反省点がある部分を、すべて教えてください
(複数選択) ※上位10位までを掲載
回答 《昨対比》 選択肢
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42.4%《+3.5》 始める時期
36.0%《+6.8》 自己分析
29.5%《+1.3》 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)のネタ
29.2%《+1.3》 企業研究
28.4%《+3.3》 業界研究
23.1%《-3.6》 本選考(面接)
22.3%《+3.3》 インターンシップ情報の検索・応募
22.0%《+3.3》 世の中に対するアンテナを広げておく
21.2%《+2.2》 自己PR作成
21.2%《-2.1》 インターンシップ参加
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▽今回は、3/1の解禁後から約1か月後の4月上旬のアンケートから抜粋した。
内定取得の割合は50%を超え、就職活動自体終了している層も徐々に
増えてきている。
また複数内定を取得する学生も出てくる時期で、キャリアセンターの方々にも
「複数内定を取得した時の対応」についての相談も出てきているのではない
だろうか。
数年前から「内定承諾書」の提出についての拘束力は弱くなってきている印象
だが、今回の調査では「断る可能性も視野に入れて提出できればいい」という
回答が増加した。
今年の4月に発表された「就活オワハラ」の禁止について政府が踏み込んで
いるように、企業と学生の認識の乖離が内定後のトラブルにつながっている
ような印象を受ける。
しかし一方で企業からすれば、年々内定辞退が増加しているという点は深刻な
悩みでもある。
今後はますます少子化も加速し、安定した人員の確保は最重要課題とも言える
だろう。
近年、過去の流れを踏襲した、形式や書類で杓子定規に判断する(させる)
ことは難しくなっている。
採用&就活の成功のためにも、相互に尊重と理解が求められる。
企業は学生に対しての理解を深めることが、内定辞退軽減につながるかも
しれない。
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■出典元(就職情報研究所)
https://bunnabi.jp/tsf.php?prm=SJK244a
【2024卒】学生アンケート調査【4月上旬版】より
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