2022.05.17メールマガジン
3月末時点の内々定保有率は35%。昨対比ほぼ横ばい。〔ブンナビ編集部/ブンナビ学生アンケート 23卒の就活進捗状況の報告〕
ブンナビでは、登録学生を対象にしたアンケートを定期的に実施しています。
今回は、2022年3月下旬調査の結果より抜粋してご報告いたします。
詳細情報は、各大学担当・弊社HP宛にお問い合わせください。
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[1] 3月末時点の内々定保有率は35%。昨対比ほぼ横ばい。
[2] 全体の約10%は就職活動終了。理由は「第1志望の内定を獲得」が過半数。
[3] 就活への後悔・反省点「始める時期」が約50%で1位の結果に。
[4] 就職活動で最も頼りになる相談相手、1位は「就職部・キャリアセンター」
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│1│ 3月末時点の内々定保有率は35%。昨対比ほぼ横ばい。
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▼3月上旬のアンケートより「内々定の数」を調査した結果、
1社以上内定を持っている35.0%となり、昨年度の33.4%と比べると
ほぼ横ばいと言える結果となった。
【問】これまでもらった内々定の数を教えてください。(択一)
回答 《昨対比》 選択肢
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65.0%《-1.6》0社
20.3%《+0.6》1社
5.3%《-4.2》2社
4.7%《+1.4》3社
1.8%《+1.4》4社
2.9%《+2.3》5社以上
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平均:0.7 社《+0.1》
また、内々定の受諾の際、企業から求められたことについては、
「書面(内定承諾書、内定誓約書など)の提出」「残っている選考を辞退し、
就職活動終了する事を約束させられた」を合わせると、
82.4%(昨対比+16.7pt)と昨対比から大きく増加している傾向のようだ。
【問】内々定をお持ちの方に質問です。内々定を受諾するにあたり、
企業から求められた事はありますか。(複数選択)
回答 《昨対比》 選択肢
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62.2%《+ 9.2》書面(内定承諾書、内定誓約書など)の提出
20.2%《+ 7.4》残っている選考を辞退し、就職活動終了する事を約束させられた
2.5%《+ 1.5》その他
28.6%《-10.6》求められたことはない
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│2│ 全体の約10%は就職活動終了。理由は「第1志望の内定を獲得」が過半数。
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▼就職活動状況を調査した結果、「就職活動終了した」との回答が
10.6(昨対比+0.1pt)と約1割はすでに就職活動を終了していることがわかった。
【問】現在の就職活動状況を教えてください。(択一)
回答 《昨対比》 選択肢
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67.6%《-0.2》まだ内定をもらっていないので、就職活動継続
7.4%《+1.5》現在の内定先は不満なので、就職活動を続ける
14.4%《-1.3》現在の内定先に不満は無いが、就職活動を続ける
10.6%《+0.1》就職活動終了した
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また、就職活動を終了した理由については「第1志望で希望する企業の内定を
もらったから」が77.8%と過半数を占め、「当初の希望とは違うが自分の
納得する企業から内定をもらったから」が11.1%で2位の結果となった。
【問】「就職活動を終了した」を選択した方にお聞きします。
終了した理由を教えてください。(択一)
回答 選択肢
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77.8% 第1志望で希望する企業の内定をもらったから
2.8% 第2志望で希望する企業の内定をもらったから
2.8% 第3~第5志望で希望する企業の内定をもらったから
11.1% 当初の希望とは違うが自分の納得する企業から内定をもらったから
2.8% 当初の希望とは違うがとりあえず企業から内定がもらえたから
0.0% 就職浪人をすることにしたから
2.8% 進学することにしたから
0.0% 留学することにしたから
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│3│ 就活への後悔・反省点「始める時期」が約50%で1位の結果に。
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▼就活について、77.9%の学生は「後悔・反省点」があるとの回答。
具体的な反省点は「始める時期」が1位で約半数の学生は就職活動を始める
時期について反省があったようだ。2位は自己分析やガクチカが約30%前後で、
いづれも準備不足が悔やまれているようだ。
【問】就活について、後悔・反省点はありますか。(択一)
回答 選択肢
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39.7% とてもある
38.2% ややある
15.3% あまりない
6.8% 全くない
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【問】就活において後悔・反省点がある部分を、すべて教えてください。
(複数選択)
※上位10位を掲載
回答 選択肢
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47.6% 始める時期
31.8% 自己分析
29.7% 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)のネタ
24.7% 業界研究
22.6% 企業研究
21.8% 本選考(面接)
21.2% 自己PR作成
18.8% 世の中に対するアンテナを広げておく
18.2% お金を貯めておく
17.9% インターンシップ情報の検索・応募
17.9% インターンシップ参加
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│4│ 就職活動で最も頼りになる相談相手、1位は「就職部・キャリアセンター」
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▼例年行っている「就職活動の相談相手」についての調査、今年は「就職部・
キャリアセンター」が昨対比で増加傾向の結果となった。
特に「最も頼りになる相談相手」は学内の友人を抜いて1位という結果となった。
【問】就職活動について、相談する相手をすべて選んでください。(複数選択)
回答 《昨対比》 選択肢
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56.2%《+2.7》学内の友人
40.0%《-3.0》母親
39.7%《+5.6》就職部・キャリアセンター
34.7%《+7.2》先輩(学生)
31.5%《-6.6》学外の友人
30.0%《-0.5》父親
24.1%《+4.4》先輩(社会人)
21.5%《+6.7》ゼミ・研究室の先生
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【問】その中で、最も頼りになる相談相手は誰ですか。(択一)
回答 《昨対比》 選択肢
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17.4%《+3.3》就職部・キャリアセンター
17.1%《-0.3》学内の友人
9.4%《-1.1》母親
9.1%《+1.9》父親
8.5%《-0.7》先輩(学生)
6.5%《-0.4》先輩(社会人)
5.6%《-2.3》学外の友人
5.0%《-0.6》兄弟姉妹
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▽今回は3月下旬のアンケートより「就活への後悔・反省点」や「就職活動の
相談相手」についてピックアップした。
3月から就職活動が本格化し「想像していたよりも大変」「準備が足りていな
かった」など、実際の選考を受けて身をもって感じている学生が多いように
感じた。ここでは上位10位までを紹介したが、選択肢には「後悔は全くない」
もあった。しかし回答はわずか5.9%で、ほとんどの学生は何かしら反省点が
あったようだ。
また、就職活動をする上での相談相手については2年ぶりに「就職部・キャリア
センター」が最も頼りになる相談相手に返り咲いた。新型コロナウイルスの
影響からキャリアセンターだけでなく、大学へ通うこともままならない時期を
経て、感染対策をしながら大学生活を送る「新しい様式」ができつつあると
感じられる結果と言えそうだ。
学生たちは就職活動に全力で取り組んでいくと思うが、時には悩んだり迷う
ことも当然でてくるだろう。
そんな時こそ一度立ち止まり、一呼吸して俯瞰的に自分を見つめ直してみたり、
周りの大人や友人と話をしてみることも重要に思う。
就職部、キャリアセンターの方々はそんな学生たちをあたたかくサポートして
いただきたい。
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■出典元(就職情報研究所)
【2023卒】学生アンケート調査【3月下旬版】より
https://www.careerpartners.co.jp/laboratory/enquete/17.html
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