2022.02.08メールマガジン

「既に本選考プレエントリーは3割超え」他、12月の就職活動調査について〔ブンナビ編集部/ブンナビ学生アンケート 23卒の就活進捗状況の報告〕

ブンナビでは、登録学生を対象にしたアンケートを定期的に実施しています。
今回は、2021年12月調査の結果より抜粋してご報告いたします。
詳細情報は、各大学担当・弊社HP宛にお問い合わせください。

_/_/ ■TOPICS■ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

[1] 既に本選考に参加した経験について。「プレエントリー」は30%超え。
[2] 採用フロー全体を通して「オンライン化が望ましい」昨対比より増加傾向。
[3] 23卒の就職環境はどうなると思うか「まあまあ」が約6割で昨対比増。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

┌─┐
│1│ 既に本選考に参加した経験について。「プレエントリー」は30%超え。
└─┼───────────────────────────────

▼12月のアンケートより「既に本選考に参加した経験があるか」を調査した結
果、「プレエントリーをしたことがある」32.5%(昨対比-6.4pt)、「エント
リーシートを提出したことがある」35.6%(昨対比-2.5pt)「面接に参加した
ことがある」30.7%(昨対比+3.8pt)と約30%程の学生は本選考にエントリー
している経験がある結果となった。割合としては、エントリーが昨年度比から
下がっており、面接参加が微増となっている。

【問】インターンシップ選考以外で、既に本選考に参加したことはありますか。
経験したことがあるもの全てお答えください(複数回答)

回答 《昨対比》 選択肢
───────────────────
32.5%《-6.4》 プレエントリーをしたことがある
35.6%《-2.5》 エントリーシートを提出したことがある
30.7%《+3.8》 面接に参加したことがある
6.0%《+0.2》 内定をもらったことがある
1.1%《+0.6》 内定を辞退したことがある
42.5%《+0.5》 本選考に参加したことがない
───────────────────

またインターンシップに参加した学生に対して、選考に直結していたかを調査
した設問の結果を見ると、「選考に直結していた」「何かしら選考に関連して
いるようだった」がそれぞれ昨対比から増加しており、インターンシップから
選考に進んでいることがうかがえる。

【問】「インターンシップに参加した」を選択した方にお聞きします。
参加したインターンシップで選考に直結したものはありましたか。
(複数選択)

回答 《昨対比》 選択肢
───────────────────
37.7%《+8.3》 選考に直結していた
46.3%《+1.9》 何かしら選考に関連しているようだった
28.7%《-7.8》 特に選考とは関係なさそうだった
9.7%《-5.7》 よく分からない
───────────────────

┌─┐
│2│ 採用フロー全体を通して「オンライン化が望ましい」
│ │ 昨対比より増加傾向。
└─┼───────────────────────────────

▼新型コロナの影響で、オンラインによる採用選考が定着しつつある。
23卒の学生が採用フローの中で「オンライン化が望ましい」と思うものについて
調査した。
調査の結果は、いずれの項目も昨対比でプラスとなる結果となった。
特に「グループワーク・グループディスカッション 」38.5%(昨対比+17.9pt)
は昨対比と比べて大きく伸びた結果となった。

【問】企業の採用でオンライン化が望ましいと思う部分を教えてください
(複数選択)

回答《昨対比》 選択肢
───────────────────
62.6%《+ 3.4》 インターンシップ選考
49.1%《+12.1》 インターンシップ
80.7%《+ 7.7》 説明会
67.8%《+14.1》 座談会・面談(非選考)
50.6%《+14.3》 一次面接
38.5%《+17.9》 グループワーク・グループディスカッション
29.9%《+13.0》 二次以降~最終面接前
17.2%《+ 6.9》 最終面接
3.4%《- 4.8》 あらゆる段階で、オンライン化は望ましいとは思わない
───────────────────

┌─┐
│3│ 23卒の就職環境はどうなると思うか「まあまあ」が約6割で昨対比増。
└─┼───────────────────────────────

▼23卒の就職環境について調査したところ、まあまあ(昨年並み) との回答が
59.2%(昨対比+48.1pt)と昨対比で大きく増加した結果となった。
そう思う理由についても見てみると、新型コロナの影響は引き続きあるが、
22卒と比べると、学生も企業もオンライン対応の環境が整ってきていることや、
オンラインでの就職活動についても慣れてきているため。
と感じている学生が多いようだ。

【問】2023年卒の就職環境はどうなると思いますか。(択一)

回答《昨対比》 選択肢
───────────────────
5.7%《+ 3.9》 楽勝(昨年より就職しやすい環境になる)
59.2%《+48.1》 まあまあ(昨年並み)
35.1%《-52.0》 厳しい(昨年より就職が難しい環境になる)
───────────────────

【理由】
———————————————————————-
(楽勝)
・コロナの影響が大きかった昨年度よりはまだ就職しやすくなると思うから。
・昨年度と同じ状況ではあるが、それなりに社会環境が柔軟性を持てるように
変化しつつあるから
———————————————————————-
(まあまあ)
・オンラインのメリットデメリットをよく理解して扱えば、そこまで環境が
変わりはしないと考えるから。
・一時期新入社員を取らないなどあったが今は落ち着いてきていると判断した
ため。
・昨年はかなり混乱していたが、今年は説明会やインターンシップが開催でき
ているので昨年よりかは良いと思った。
・昨年ほどコロナの影響が強くなく、リモートで就活をする環境にお互い支障
がなくなってきている
———————————————————————-
(厳しい)
・コロナ対応に会社自体が慣れてしまい、就活生に厳しくなったから。
・コロナの影響が非常に不安定な為に、人権削減なども考えられる為
———————————————————————-

▽今回は12月のアンケートより「早期の本選考への参加」や「採用フローの
オンライン化」に関する意識など、新型コロナ下での就職活動2年目による
意識の変化について調査した。

特に印象的だったのは(2)の採用フローのオンライン化についてだ。
22卒調査では選考フローが進むほど、オンライン化は望まれない傾向だったが、
23卒は「最終面接」17.2%(昨対比+ 6.9pt)とプラスになっており、
就職活動全体をオンラインで進めることに対して抵抗がなくなってきている層
が増えてきているようだ。

昨年度とは違い、先輩からのオンライン採用の経験談や、インターネットの
情報など「オンライン選考対策」についての情報が増えてきてる。
また、自宅から参加できることでリラックスした状態で臨めるという利点も
増加傾向の要因と言えそうだ。

対面せずに就職活動を終える学生も少なくない近年。オンラインで気軽に
就職活動が行える反面、ミスマッチしないかという不安も多くあると思う。
入社後に自分が働くイメージや、社会人として働く自分の未来を想像する力が、
以前にも増して必要になるかもしれない。

  • HOME
  • 就職情報研究所ニュース
  • 「既に本選考プレエントリーは3割超え」他、12月の就職活動調査について〔ブンナビ編集部/ブンナビ学生アンケート 23卒の就活進捗状況の報告〕

メニューの開閉