「オンラインインターンシップ参加50％超」他、8月の就職活動調査について－〔ブンナビ編集部／ブンナビ学生アンケート 23卒の就活進捗状況の報告〕

ブンナビでは、登録学生を対象にしたアンケートを定期的に実施しています。
今回は、2021年8月調査の結果より抜粋してご報告いたします。
詳細情報は、各大学担当・弊社ＨＰ宛にお問い合わせください。

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[１] インターン参加、約50％既に参加、これから参加も含めると約7割に。
[２] オンラインインターンシップへの参加、５０％超え。８割は「満足」。
[３] オンラインインターンシップ参加も「選考あり」が昨対比、増加傾向。
[４] SNSでの就職活動の情報収集「Instagram」が「Twitter」に迫る勢い。
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│１│ インターン参加、約50％既に参加、これから参加も含めると約7割に。
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▼8月のアンケートより「インターンシップの参加状況」について調査した結果、「既に参加した」49.3％（昨対比+8.8pt）となった。この数値は7月調査より、さらに加速している。これから参加予定も含めると、夏休み明けの時点で70％以上の学生は、インターンシップに参加していると考えられる。

【問】インターンシップに参加したいと思いますか。(択一)
※1dayのものも含みます

回答 《昨対比》 選択肢
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49.3％《+8.8》 既に参加した
22.7％《-5.8》 未参加・これから参加する
15.6％《-4.7》 未参加・これから参加したい（応募中）
10.1％《+0.7》 未参加・これから参加したい（未応募）
2.3％《+1.0》 未参加・参加したいと思わない
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│２│ オンラインインターンシップへの参加、５０％超え。８割は「満足」。
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▼インターンシップの中でも「オンライン形式」での参加も昨対比で、増加傾向になっている。オンラインインターンシップに「参加したことがある」51.9％（昨対比+15.7pt）と半数以上は、オンラインで参加している。また満足度についても昨対よりも高い傾向になっている。企業側の努力もうかがえそうだ。

【問】オンラインインターンシップに参加したことがありますか（択一）

回答 《昨対比》 選択肢
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51.9％《+15.7》 はい
48.1％《-15.7》 いいえ
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【問】「はい」を選択した方にお聞きします。オンラインインターンシップに
参加した際の満足度を教えてください。（択一）

回答 《昨対比》 選択肢
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31.4％《+13.2》 大変満足
50.8％《- 3.5》 まぁまぁ満足
12.4％《- 6.4》 普通
4.7％《- 2.5》 やや不満
0.7％《- 0.8》 不満
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≪満足≫
・充実した内容に加え、ペアワーク、フィードバックなどを体験できた
・対面と変わらない質のインターンシップだった
・プログラムも期待値を上回り、社員の方が親身に相談に乗ってくれた

≪不満≫
・企業側からの一方的な説明ばかりだと感じた
・中身がほとんど会社説明会であった
・自分が仕事をしているところを想像できなかった

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│３│ オンラインインターンシップ参加も「選考あり」が昨対比、増加傾向。
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▼「オンライン形式」のインターンシップに参加するための選考について調査したところ、「選考あり」52.3％（昨対比+4.6pt）こちらも増加傾向という結果となった。
選考の中でも特に大きく増えているのは「筆記試験」58.0％（昨対比+17.7pt）と約60％になっている。対面形式での参加と同様に、オンライン形式での参加も選考が必要となりつつあるようだ。

【問】オンライン形式について、参加にあたり選考はありましたか。(択一)

回答 《昨対比》 選択肢
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52.3％《+4.6》 はい
47.7％《-4.6》 いいえ
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【問】「はい」を選択した方にうかがいます。選考内容を教えてください。
(複数選択)

回答 《昨対比》 選択肢
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95.7％《+ 0.5》 ES提出
58.0％《+17.7》 筆記試験
44.9％《+ 3.5》 面接（オンライン）
2.9％《+ 0.5》 面接（リアル）
8.0％《+ 3.1》 その他
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│４│ SNSでの就職活動の情報収集「Instagram」が「Twitter」に迫る勢い。
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▼近年、就職活動の情報を集めるためにSNSを活用することは珍しいことではない。アンケートでも約70％の学生はSNSで情報を収集している。

今回のアンケートで興味深い点は、利用頻度の高いSNSについて聞いたところ、「Instagram」44.3％（昨対比+12.7pt）が、「Twitter」44.6％（昨対比-16.4pt）にかなり肉薄していることだ。「twitter」は「LINE」に1位の座も奪われており、就職活動におけるSNSの利用方法についても変化が見られる結果となっている。

【問】インターンシップ・就職活動関連の情報を
「LINE/Twitter/Facebook/Youtube/Instagram」のいずれか
(もしくは全て)で入手することはありますか。(択一)

回答 《昨対比》 選択肢
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83.6％《+4.0》 はい
65.5％《+2.7》 はい
34.5％《-2.7》 いいえ
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【問】その際にどのSNSを利用することが多いですか。(複数選択)

回答 《昨対比》 選択肢
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58.1％《+ 7.1》 LINE
44.6％《-16.4》 Twitter
44.3％《+12.7》 Instagram
27.1％《+ 5.4》 Youtube
2.7％《- 4.5》 Facebook
0.3％《- 0.6》 その他
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【問】就活でのLINE オープンチャットの登録・利用状況を教えてください。
(択一)

回答 選択肢
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34.2％ 知らない
33.5％ 知っているが使っていない
25.0％ 1日に数回まとめて確認する
5.2％ 通知がきたらすぐに確認する
1.2％ 時間があればずっと見ている
0.9％ その他
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▽今回は8月のアンケートより「オンライン形式」でのインターンシップについて、昨年度と比較して変化が感じられた設問についてピックアップしている。

23卒の学生に関しては、インターンシップは「オンライン」での参加は抵抗も少なく、自宅から気軽に参加できるという点でも、参加に対してのハードルが低いと考えられる。また満足度も高い結果となった。

企業側の変化としては、オンライン開催のインターンシップでも選考を実施するケースが増えたこと。インターンシップの内容も「企業の説明だけで終わらない」ように工夫しているところが増えている印象を受けた。

また、SNSの利用についても23卒では変化が感じられる。ここ数年は「twitter」での情報収集をする傾向が強かったが、今回の調査からもわかるように「Instagram」が目立って増えている。まだ約3割ではあるが、LINEの「オープンチャット」の存在も興味深い。複数のSNSを上手に活用し「自分が欲しい情報を素早く入手したい」という傾向が年々強まっているようにも見える。

学生に情報を届ける側としても、このような変化にも気づき、新しいツールに対しての情報収集を継続していきたいものだ。そして便利なツールだからこそ注意したい点や、キャリアセンターだからこそ得られるアドバイスを発信していただきたい。