2021.03.16メールマガジン

〔ブンナビ編集部/ブンナビ学生アンケート22卒の就活進捗状況の報告〕-1月の就職活動調査について「採用選考面接参加は約3割、選考フロー加速」他 

ブンナビでは、登録学生を対象にしたアンケートを定期的に実施しています。今回は、2021年1月調査の結果より抜粋してご報告いたします。詳細情報は、各大学担当・弊社HP宛にお問い合わせください。

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[1] 採用本選考の面接参加、約30%、既に内定取得も昨対比増で、
早期化の傾向強まる
[2] 志望企業について約40%は「絞り込めていない」
[3] 採用選考のオンライン実施での不安
「回線落ち」「面接官の反応が分かりづらい」
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│1│ 採用本選考の面接参加、約30%、既に内定取得も昨対比増で、
│ │ 早期化の傾向強まる
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▼1月のアンケートで「前月の1か月間でおこなった事」について調査した結果、「採用本選考のES・書類提出」32.4%(昨対比+12.0pt)「採用本選考の面接参加」26.5%(昨対比+9.1pt)と昨年度より増加傾向であることが分かった。また「採用本選考の内定取得」も6.3%(昨対比+2.2pt)と採用選考の動きは全体的に昨年度よりも早い傾向が見られた。

 

【問】前月の1か月間で、あなたがおこなった事、経験した事をすべて選んでください。(複数選択)
※採用選考に関する項目を抜粋

回答 《昨対比》 選択肢
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25.5%《+ 6.2》 採用本選考の新規企業エントリー(インターン応募を除く)
21.3%《+ 9.4》 採用本選考の企業セミナー(インターンを除く)
32.4%《+12.0》 採用本選考のES・書類提出
26.5%《+ 9.1》 採用本選考の面接参加
6.3%《+ 2.2》 採用本選考の内定取得
1.4%《+ 0.6》 採用本選考の内定承諾
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│2│ 志望企業について約40%は「絞り込めていない」
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▼1月調査時点での採用本選考の参加状況について調査した。結果「第一志望の企業名をはっきりと言える」21.5%(昨対比-0.6pt)「第一志望群として数社あげられる」35.8%(昨対比+2.7pt)と約60%は、第一志望が概ね決まってきているが、約40%はまだ絞り込めていない状況のようだ。

【問】現在、志望企業は明確ですか。(択一)

回答 《昨対比》 選択肢
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21.5%《-0.6》 第一志望の企業名をはっきりと言える
35.8%《+2.7》 第一志望群として数社あげられる
42.7%《-2.1》 絞り込めていない
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また志望業界についても調査したところ1位「メーカー」38.1%(昨対比+3.9pt)2位「通信・情報・インターネット」23.5%(昨対比+0.8pt)3位「マスコミ」20.0%(昨対比+0.7pt)と昨年度と変わらずメーカーの人気が続いている結果となった。

【問】現在の志望業界を全てお答え下さい。(複数選択可)

回答 《昨対比》 選択肢
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38.1%《+3.9》 メーカー(生活関連:食品・住宅など)
23.5%《+0.8》 通信・情報・インターネット
20.0%《+0.7》 マスコミ(広告・新聞・出版・放送など)
19.2%《+2.2》 インフラ(鉄道・運輸・ガス・電力など)
18.6%《-0.1》 商社
15.6%《+0.9》 メーカー(エレクトロニクス:機械・電子機器・自動車など)
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│3│ 採用選考のオンライン実施での不安
│ │「回線落ち」「面接官の反応が分かりづらい」
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▼コロナ禍の影響でオンライン化での採用選考も増えてきているが、その際に不安だと感じることについて調査した。結果、選考フローに関わらず「回線落ち」「環境(場所・背景・騒音・家族等)」「面接官の反応が分かりづらい」が約半数が上位の回答となった。4位以降も「手ごたえがない・分からない」「社風・雰囲気が分からない」と直接会ったり、訪問しないとわかりづらいと感じる項目が上位に挙がってきている。

【問】本選考の一次面接がオンライン化された場合、不安だと思うことはなんですか?(複数選択)
※上位回答6位まで掲載

回答  選択肢
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53.2% 回線落ち
47.8% 環境(場所・背景・騒音・家族等)
46.0% 面接官の反応が分かりづらい
35.0% 手ごたえがない・分からない
31.6% 社風・雰囲気が分からない
27.3% 表情・メイク
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【問】本選考の最終面接がオンライン化された場合、不安だと思うことはなんですか?(複数選択)
※上位回答6位まで掲載

回答  選択肢
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50.2% 回線落ち
48.6% 面接官の反応が分かりづらい
44.5% 環境(場所・背景・騒音・家族等)
33.4% 手ごたえがない・分からない
30.6% アピールできない
28.5% 社風・雰囲気が分からない
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【問】上記の理由を教えてください。(自由記述/任意) ※回答より一部抜粋

≪回線落ち≫
ラグがあると会話のテンポがズレる/回線が悪く、聞き取れなかった時の不安がある/回線落ちを経験したから

≪面接官の反応が分かりづらい≫
カメラ目線で話すと、面接官の雰囲気が分かりづらい/オンラインでは映る範囲が決まっているため、相手や周りがどんな反応をしているのかわからないから/相手に与える情報量、こちらが受け取る情報量が減ると思う/話し出すタイミングが合わなかったりするので難しいと感じる

≪環境≫
家族と暮らしているため、静かな環境でできない/どうしても背景に物が映り込む/相手からの見られ方が気になる

▽今回は1月のアンケートより「採用本選考の進捗状況」や「志望企業の決定状況」についての調査より抜粋した。
志望企業については、1月時点では約40%はまだ絞り込めていない状況だった。しかし一方では、採用選考については概ね昨対比増という結果から「志望企業は絞り決めていないが選考は進んでいる」状態の学生が昨年度より増えている可能性がありそうだ。

また「オンライン化」が進む採用選考での心配事については「回線落ち」が最も多い結果となった。生活環境による「ネット回線の良しあし」や、「家庭内・近隣の生活音」「自宅だと緊張感が出ない」等々、例年では出てこなかった『家から出ないこと』で発生する不安が多くみられた。

中には「オフラインの場合、ノック、挨拶、着席のような所まで見られるが、オンラインの場合どのようなスタートになるのか分からない」というように、オンラインでのマナーや振る舞い方についても不安を感じている学生も少なくないようだ。

オンライン選考を実際に経験して感じる不安や悩みについては、学生によって情報量にばらつきがあるようだ。このような不安を解消方法などのフォローも今後求められてくるかもしれない。

いよいよ3月を迎え、採用選考が本格化するシーズンに突入する。次回は、採用選考状況を中心にお伝えしたいと思う。

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