2024.11.19メールマガジン
企業選びの軸「ワークライフバランス」「雰囲気」「自己成長」が増加 他〔ブンナビ編集部/ブンナビ学生アンケート 26卒の就活進捗状況の報告〕
ブンナビでは、登録学生を対象にしたアンケートを定期的に実施しています。
今回は、2024年9月調査の結果より抜粋してご報告いたします。詳細情報は、各大学担当・弊社HP宛にお問い合わせください。
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[1]企業選びの軸「ワークライフバランス」「雰囲気」「自己成長」が増加
[2]現時点での志望企業数平均6.7社、「志望企業を増やしたい」は7割越
[3]志望「業界」の絞り込み状況「業界ごと変わる可能性あり」は約40%
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│1│ 企業選びの軸「ワークライフバランス」「雰囲気」「自己成長」が増加
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▼就職活動における企業選びの「軸」について調査した。
1位「やりたいこと軸」60.6%(昨対比-5.3pt)となったが昨対比減少傾向。
昨対比の増加順で見ると、「勤務地・働く場所」48.0%(昨対比+12.9pt)
「ワークライフバランス」50.4%(昨対比+9.6pt)が約10%増、「社風・
雰囲気」54.3%(昨対比+8.2pt)「自己成長・活躍」39.4%(昨対比+7.1pt)
も5%以上伸びており、全体の順位もあがっている。
【問】企業選びの軸について、当てはまるものをすべてお答えください
(複数選択)
回答 《昨対比》 選択肢
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60.6%《- 5.3》やりたいこと軸
54.3%《+ 8.2》社風・雰囲気
51.2%《+ 0.8》待遇・条件(給与・福利厚生)
50.4%《+ 9.6》ワークライフバランス
48.0%《+12.9》勤務地・働く場所
44.9%《+ 2.3》大手・安定性
39.4%《+ 7.1》自己成長・活躍
39.4%《+ 4.3》志望業界軸
33.1%《+ 5.1》ビジョン・理念
27.6%《+ 1.7》長く働ける
18.9%《- 3.4》知名度・ブランド
17.3%《+ 2.1》環境・社会貢献
7.1%《- 1.8》副業ができる
4.7%《+ 0.5》SDGs軸
0.0%《- 3.2》LGBTへの配慮
0.0%《- 0.7》その他
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│2│ 現時点での志望企業数平均6.7社、「志望企業を増やしたい」は7割越
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▼9月時点で志望企業数について調査した。
※今回の調査では「採用本選考エントリー(選考を希望する)予定」の企業数を
志望企業とする。
結果は10社以下の合計で81.1%、平均すると6.7社となった。
【問】現在の”志望”企業数を教えてください(択一)
回答 《昨対比》 選択肢
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11.8%《+4.7》0社
4.7%《-0.6》1社
38.6%《-6.5》2-5社
26.0%《+1.9》6-10社
7.9%《+0.4》11-15社
5.5%《+1.6》16-20社
3.1%《-0.0》21-30社
0.8%《-2.0》31-40社
0.8%《+0.8》41-50社
0.8%《-0.3》51社以上
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また、現在の志望する企業以外でさらに志望企業を増やしたいか、という設問も
合わせて聞いたところ、70%以上の学生は「増やしたい」(昨対比-10.0pt)
となった。
さらに、いつまでに志望企業を増やす予定か、については年内で合計75.5%と、
大半の学生は年内でおおよそ決定する回答となった。
【問】現在志望している企業以外で、志望企業(採用本選考のエントリー予定
企業)をさらに増やしたいと考えていますか(択一)
回答 《昨対比》 選択肢
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74.0%《-10.0》増やしたい
26.0%《+10.0》増やしたいとは思わない
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【問】志望企業を増やすのは、いつ頃までに終わらせる予定ですか(択一)
回答 《昨対比》 選択肢
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4.3%《+ 0.7》9月中
17.0%《- 5.5》10月
14.9%《- 6.2》11月
39.4%《+10.5》12月
5.3%《- 4.5》翌1月
10.6%《+ 7.1》翌2月
8.5%《- 2.1》翌3月以降
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│3│ 志望「業界」の絞り込み状況「業界ごと変わる可能性あり」は約40%
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▼現在の『志望業界』に関しても調査したところ、
「明確に絞り込んだ」22.0%(昨対比+7.8pt)「ある程度絞り込んだ」39.4%
(昨対比-3.2pt)を合わせると60%以上の学生がある程度絞り込んでおり、
昨年度より多い割合となった。
【問】志望”業界”の絞り込みの状況を教えてください(択一)
回答 《昨対比》 選択肢
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22.0%《+7.8》明確に絞り込んだ
39.4%《-3.2》ある程度絞り込んだ
22.8%《-2.6》まだいくつか迷っている
11.8%《+4.7》全く絞り込めていない
3.9%《-6.7》業界で絞り込むつもりはない
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また、現在の志望企業や志望業界がどのくらい『変わる可能性があるか』に
関しても合わせて調査したところ、
「業界ごと変わる可能性がある」36.2%(昨対比-17.6pt)と大幅に減少。
【問】現在絞り込んでいる企業・業界が変わる可能性はありそうですか
(択一)
回答 《昨対比》 選択肢
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36.2%《-17.6》業界ごと変わる可能性がある
50.4%《+13.7》企業は変わる可能性があるものの、業界は変わらない
13.4%《+ 3.9》企業・業界ともに変わらない
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▽今回は9月アンケートの結果から「企業選びの軸」「志望企業や業界の絞り込み状況」を中心にピックアップした。
企業選びの軸は「やりたいこと軸」が1位の結果で60.6%(昨対比-5.3pt)となっているが、「社風・雰囲気」が54.3%(昨対比+8.2pt)で順位を上げている。ほかにも「ワークライフバランス」「待遇・条件(給与・福利厚生)」が上位にくるなど『働きやすさ』が上位を占める。
そんな中、筆者が注目したいのが「自己成長・活躍」だ。39.4%(昨対比+7.1pt)と昨対比から7%も上昇しており、単純に働きやすさだけではなく『成長できる環境かどうか』という部分も重視している傾向と考えられそうだ。
また、志望業界や志望企業の絞り込みに関して見てみると「業界を決めて、そこから企業を探す」という傾向が出ている結果となった。確かに、業界が複数になればなるほど、業界研究に時間を費やす時間も増えるだろう。
ただ前述した「やりたいこと軸」「自己成長・活躍」という視点から考えると、必ずしも業界を絞り込み過ぎるのも考えものかもしれない。複数の業界を比較することで、自身が向いていると思っている「業界」よりももっと合う業界に出会えたり、あまり考えていなかった業界の中に、自身の志向性に近い企業との出会いもあるだろう。
いろんな角度から業界研究・企業研究を経て、より自身とマッチ度が高いと感じる選択をしていってほしい。
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■出典元(就職情報研究所)
【2026卒】学生アンケート調査【9月版】より
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株式会社文化放送キャリアパートナーズ
ブンナビ編集部
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https://bunnabi.jp/
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