2023.10.24メールマガジン

インターンシップ参加率、9月時点で81.2%。複数日参加が増加傾向。他〔ブンナビ編集部/ブンナビ学生アンケート 25卒の就活進捗状況の報告〕

ブンナビでは、登録学生を対象にしたアンケートを定期的に実施しています。
今回は、2023年9月調査の結果より抜粋してご報告いたします。詳細情報は、各大学担当・弊社HP宛にお問い合わせください。

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[1]インターンシップ参加率、9月時点で81.2%。複数日参加が増加傾向。
[2]志望企業の絞り込み状況「まだ絞り込めていない」は約半数。
[3]友人と就活の話題について「普段から話す」は35%程度に留まる。

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│1│ インターンシップ参加率、9月時点で81.2%。複数日参加が増加傾向。
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▼25卒向け9月調査では、インターンシップの参加状況について調査した。
「既に参加した」81.2%(昨対比+0.8pt)で、前回、7月時点での
参加率46.5%から大きく増加。
夏季休暇は大多数の学生がインターンシップに参加したようだ。

【問】インターンシップや仕事体験・セミナーに参加したいと思いますか
   (択一)※1dayのものも含みます

回答 《昨対比》 選択肢
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81.2%《+0.8》既に参加した
7.1%《-2.2》未参加・これから参加する
3.9%《-0.9》未参加・これから参加したい(応募中)
7.4%《+2.3》未参加・これから参加したい(未応募)
0.4%《+0.1》未参加・参加したいと思わない
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また、参加した日数について調査したところ
「5days以上」が24.0%(昨対比+6.0pt)と昨年度よりも増えていたことが
わかった。

【問】「既に参加した」方にお聞きします。 参加した期間を教えてください
   (複数選択)

回答 《昨対比》 選択肢
───────────────────
80.3%《-4.3》1day
48.5%《+1.7》2~4days
24.0%《+6.0》5days以上
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さらに、参加した学生について『インターンシップから選考に直結したもの』
についても調査。
その結果「選考に直結していた」との回答は27.5%(昨対比+3.5pt)と
微増傾向だった。
回答者をインターンシップ参加日数「5days以上」の学生に絞ってみると、
38.2%と約4割が直結していたとの回答となった。

【問】「既に参加した」を選択した方にお聞きします。
   参加したインターンシップや仕事体験・セミナーで選考に
   直結したものはありましたか(複数選択)

≪全体≫
回答 《昨対比》 選択肢
───────────────────
27.5%《+3.5》選考に直結していた
52.8%《+0.8》何かしら選考に関連しているようだった
41.9%《+0.7》特に選考とは関係なさそうだった
2.6%《-5.2》よく分からない
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≪5days以上≫
回答 《昨対比》 選択肢
───────────────────
38.2% 選考に直結していた
49.1% 何かしら選考に関連しているようだった
32.7% 特に選考とは関係なさそうだった
1.8% よく分からない
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│2│志望企業の絞り込み状況「まだ絞り込めていない」は約半数。
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▼9月時点での志望企業についてどの程度絞り込んでいるかを調査した。
「志望企業」については「まだ絞り込めていない」が47.9%(昨対比+0.6pt)
が約半数、「第一志望群(複数社)まで絞り込んだ」も43.3%(昨対比+1.4pt)
で同程度と二分する形となった。

【問】志望”企業”の絞り込み状況を教えてください(択一)

回答 《昨対比》 選択肢
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8.9%《-2.0》第一志望企業(1社)まで絞り込んだ
43.3%《+1.4》第一志望群(複数社)まで絞り込んだ
47.9%《+0.6》まだ絞り込めていない
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また、志望業界についての絞り込み状況も調査したが、こちらも約半数が
概ね絞り込んでいる状態だ。
一方「志望業界から変わる可能性」もまだある状態ということも
以下の結果からわかる。

【問】志望”業界”の絞り込みの状況を教えてください(択一)

回答 《昨対比》 選択肢
───────────────────
13.8%《-2.1》明確に絞り込んだ
43.6%《+1.7》ある程度絞り込んだ
27.3%《+0.8》まだいくつか迷っている
7.4%《-3.4》全く絞り込めていない
7.8%《+3.0》業界で絞り込むつもりはない
───────────────────

【問】志望”業界”の絞り込みの状況を教えてください(択一)

回答 《昨対比》 選択肢
───────────────────
46.8%《+2.5》業界ごと変わる可能性がある
40.8%《-4.1》企業は変わる可能性があるものの、業界は変わらない
12.4%《+1.6》企業・業界ともに変わらない
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│3│ 友人と就活の話題について「普段から話す」は35%程度に留まる。
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▼友人と就活の話題はどのくらいするのか、という調査を行った結果
「普段から話す」は35%程度に留まる結果となった。
あまり話すことがないと回答した人に理由を尋ねると「就活の進捗具合が
友達と違うと気まずいから」という回答が約30%で最多数となった。

【問】友達と就活について話しますか(択一)

回答 選択肢
───────────────────
35.8% 普段から話す
45.4% 時々話す
14.2% まれに話す
4.6% 話すことはない
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【問】「まれに話す」「話すことはない」を選んだ方にお聞きします。
   理由として最も当てはまるものを2つまで教えてください(複数選択)

回答 選択肢
───────────────────
11.3% 友人関係を壊したくないから
30.2% 就活の進捗具合が友達と違うと気まずいから
18.9% 周りと比べて、就活での自分の立ち位置が分かってしまうのが怖いから
11.3% 就活について話さないのは暗黙の了解・マナーだから
28.3% 就活について話せるくらい親しい・信用できる友達がいないから
26.4% 就活について話すようなタイプの友達・コミュニティではないから
9.4% その他
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学生同士で就活の話題にするのが気まずいといえども、周りの学生の就活状況
については気になるのは正直なところ。
ただ、友人の就活状況よりも、自分と近い状況にある学生の方が就活の状況を
「知りたい」と回答した割合が多い傾向となった。

【問】あなたは友達の現在の就活状況について知りたいと思いますか(択一)

回答 選択肢
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31.6% とても知りたい
39.0% 知りたい
22.0% そこまで知りたくない
7.4% 知りたくない
───────────────────

【問】あなたは、自分の状況と近い学生(志望業界や進捗・境遇など)の
   就活状況について知りたいと思いますか(択一)
   ※必ずしも友人・知人である必要はありません。

回答 選択肢
───────────────────
35.1% とても知りたい
47.2% 知りたい
13.5% そこまで知りたくない
4.3% 知りたくない
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▽今回は25卒の9月アンケートから、インターンシップの参加状況と、志望企業の絞り込み状況、学生同士の就活についての話題についてピックアップしてご紹介した。

夏のインターンシップの参加割合は、昨対比とほぼ同程度だが変化が見られたのは参加日数だろう。「2~4days」「5days以上」と複数日数のインターンシップ参加が昨対比から増加傾向となった。特に「5days以上」は昨年度から+6.0ptと伸ばした。これは25卒のインターンシップから変わったインターンシップルールの影響と考えられそうだ。

また、友人間での就活の話題や関心度についての結果は興味深い。近くにいる友人よりも、自分と近い状況の学生の就活状況の方が「知りたい」という回答が多いことだ。多様化し、情報過多な昨今の就職活動において、自分にとって有益な情報をピンポイントで得ることは重要なスキルと言えそうだ。

一方、身近な友人と自身の就活の進捗状況を比べて落ち込んでしまうというリスクを回避できることも大きいのではないかと考える。必要以上に自分にストレスがかからない距離感を保ち、穏やかな環境で過ごしていく。そんなバランス感覚もまた重要なスキルなのだろう。

そんな、そつなくこなせるように見える学生たちが、夏のインターンシップはもちろん、これから秋以降開催される各種就活イベントやインターンシップなど様々な場面で、心が大きく動くような企業と出会い、社会人になるためのスタートを切るためにどのように奮闘していくのか、引き続き調査していきたいと思う。

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■出典元(就職情報研究所)
https://bunnabi.jp/tsf.php?prm=SJK2509

【2025卒】学生アンケート調査【9月版】より
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