インターンシップの応募理由「採用につながっているから」昨対比増。他〔ブンナビ編集部／ブンナビ学生アンケート 25卒の就活進捗状況の報告〕

ブンナビでは、登録学生を対象にしたアンケートを定期的に実施しています。
今回は、2023年10月調査の結果より抜粋してご報告いたします。詳細情報は、各大学担当・弊社ＨＰ宛にお問い合わせください。

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[１]インターンシップの応募理由「採用につながっているから」昨対比増。
[２]早期採用選考エントリーやセミナー参加なども昨対比より増加傾向。
[３]望ましいと思う職場環境「業務に変動あり」「能動的に発信」が昨対比増。

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│１│ インターンシップの応募理由「採用につながっているから」昨対比増。
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▼25卒向け10月調査で、インターンシップの参加状況について調査したところ、
「既に参加した」83.6％（昨対比+6.6pt）と9月調査時以上に昨対比が
増加傾向が強まった。

【問】インターンシップや仕事体験・セミナーに参加したいと思いますか
　　　（択一）※1dayのものも含みます

回答 《昨対比》 選択肢
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83.6％《+6.6》既に参加した
6.6％《+0.9》未参加・これから参加する
2.3％《-1.8》未参加・これから参加したい（応募中）
5.5％《-5.6》未参加・これから参加したい（未応募）
2.0％《-0.1》未参加・参加したいと思わない
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また、インターンシップの参加基準については「就活に役立ちそうだと思った
から」が37.6％（昨対比-9.8pt）が2位になりつつも昨対比から大幅にダウン。
一方「採用につながっているから」が29.5％（昨対比+9.2pt）が大幅に
昨対比増加となり、より採用につながるかが重視されている傾向がうかがえる。

【問】インターンシップに「既に参加した」「これから参加する」
　　　「これから参加したい(応募中)」を選択した方にお聞きします。
　　　応募（エントリー）に際して、選んだ理由・基準・重視しているものを
　　　3つまで教えてください（複数選択）

回答 《昨対比》 選択肢
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78.5％《-4.9》企業・業界
37.6％《-9.8》就活に役立ちそうだと思ったから
32.9％《+7.8》勤務地
29.5％《+9.2》採用につながっているから
20.3％《+5.6》就業体験ができそうだから
16.5％《-0.6》フィードバックがもらえそうだから
15.6％《-6.2》1dayだから
11.0％《+4.8》実力がつきそうだから
7.2％《-0.4》選考ない
5.1％《-4.4》2days以上だから
2.1％《+2.1》手当・給料が出るから
0.8％《+0.4》その他
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│２│ 早期採用選考エントリーやセミナー参加なども昨対比より増加傾向。
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▼10月時点での就職活動の状況について調査したところ、
1位は「インターンシップ参加」65.6％（昨対比-2.3pt）だった。
特に、昨対比でプラスの伸びが大きかったものは「採用本選考のES・書類提出」
17.6％（昨対比+6.5pt）や「採用本選考の新規企業エントリー（インターン
応募を除く）」15.6％（昨対比+5.3pt）、「採用本選考の企業セミナー
（インターンを除く）」10.9％（昨対比+4.8pt）など、
採用本選考に関する活動が軒並み＋5.0pt前後伸びている結果となった。

【問】前月の1か月間で、あなたがおこなった事、経験した事を
　　　すべて選んでください（複数選択）

回答 《昨対比》 選択肢
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65.6％《-2.3》インターンシップ参加
43.0％《-0.2》学外の就活講座・イベント
35.2％《+0.2》学内の就職ガイダンス参加
23.4％《+2.4》学内の就活講座・イベント
18.8％《-1.4》就職部・キャリアセンターに訪問・相談
17.6％《+6.5》採用本選考のES・書類提出
15.6％《+5.3》採用本選考の新規企業エントリー（インターン応募を除く）
12.1％《+4.7》採用本選考の面接参加
10.9％《+4.8》採用本選考の企業セミナー（インターンを除く）
10.2％《+1.9》企業からの連絡で社員と会う
7.8％《+2.5》OB・OG訪問（自発的に行ったもの）
3.1％《+0.7》採用本選考の内定取得
3.1％《-2.6》特に活動はしていない
1.2％《+0.3》就職活動終了
1.2％《-0.1》採用本選考の内定承諾
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また、企業選びの軸についても調査したところ「やりたいこと軸」62.1％
（昨対比-12.0pt）が昨年度と同様一位の結果だったが、昨対比-12.0ptと
7割を切り大幅にダウンする結果となった。
4位の「ワークライフバランス」は昨対比+3.1ptで順位を上げ、
「志望業界軸」が昨対比-6.5ptより上回る形となった。

【問】企業選びの軸について、当てはまるものをすべてお答えください
　　　（複数選択）

回答 《昨対比》 選択肢
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62.1％《-12.0》やりたいこと軸
53.5％《+2.9》待遇・条件（給与・福利厚生）
47.3％《+2.0》社風・雰囲気
41.8％《+3.1》ワークライフバランス
41.8％《-0.2》大手・安定性
36.3％《-6.5》志望業界軸
35.2％《+1.8》自己成長・活躍
34.4％《-1.4》勤務地・働く場所
25.8％《+1.9》ビジョン・理念
24.6％《+0.7》長く働ける
22.7％《+4.1》知名度・ブランド
15.6％《+2.9》環境・社会貢献
5.5％《+2.6》SDGs軸
4.3％《-1.5》副業ができる
3.1％《+0.2》LGBTへの配慮
0.4％《-0.4》その他
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│３│ 望ましいと思う職場環境「業務に変動あり」「能動的に発信」が
│　│ 昨対比増。
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▼学生にとっての望ましい職場環境についての傾向に変化があるか。
業務の行い方や、関わり方、チームの規模感など様々な切り口から
それぞれ2択で聞く形式を取った。
特に昨対比から変化が大きかった設問についてピックアップして
紹介したいと思う。

【問】あなたにとって望ましい職場環境として、近いほうを選んでください
　　　（択一）
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Ａ：異動を含むジョブローテーションあり（総合的に広く浅く）
Ｂ：異動のないスペシャリスト（狭く深く）

回答 《昨対比》 選択肢
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22.7％《+7.0》A
35.2％《+0.6》どちらかといえばA
33.6％《-5.9》どちらかといえばB
8.6％《-1.7》B
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【問】あなたにとって望ましい職場環境として、近いほうを選んでください
　　　（択一）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Ａ：同一部署内で、業務内容が案件・年次ごとに変動しない（固定）
Ｂ：同一部署内で、業務内容が案件・年次ごとに変動する

回答 《昨対比》 選択肢
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16.0％《+0.4》A
33.6％《-2.2》どちらかといえばA
36.3％《-4.0》どちらかといえばB
14.1％《+5.8》B
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【問】あなたにとって望ましい職場環境として、近いほうを選んでください
　　　（択一）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Ａ：能動的に発信・行動することを求められる
Ｂ：指示に従って発信・行動することを求められる

回答 《昨対比》 選択肢
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24.2％《-0.9》A
38.3％《+5.4》どちらかといえばA
31.6％《-0.0》どちらかといえばB
5.9％《-4.4》B
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▽今回は25卒の10月アンケートから、インターンシップの参加状況と参加基準、就活の軸や理想の職場環境についてピックアップしてご紹介した。特に印象に残るのは、インターンシップへの参加基準は以前なら「就活の際に役に立ちそうだから」というインターンシップに参加することが企業理解はもちろん、いざ採用選考時ではアピール材料として利用するためという傾向があった。

しかし25卒からは明らかに「採用選考につながっているかどうか」に重心をおいている層が一定数増えている。これもまた、25卒からのインターンシップルール変更の影響と考えられそうだが、本来のルール変更の主旨とは異なった解釈でとらえているケースがありそうだ。

また、職場環境に関する質問について「狭く深く」よりも「総合的に広く浅く」働くの方が好まれる傾向が強くなっていたり、「指示に従って発信・行動することを求められる」ことよりも、「能動的に発信・行動することを求められる」ことの方がより好まれるなど、昨年度より傾向が強く出る結果となった。

長く続いた今年の酷暑もうようやく落ち着いてきて、これから年末～年明けと採用選考に向けての準備が加速する時期に入ってくる。すでに採用選考に向けての突き進んでいる学生もいるが、中には夏のインターンシップで頑張り過ぎて少し就活疲れもでてくる学生も出てくるころだろう。また、秋から本格的に就職活動を開始しようという学生もいるだろう。

年々多様化する、就職活動状況だが引き続き学生の動向については調査し続けていきたいと思う。

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■出典元（就職情報研究所）
https://bunnabi.jp/tsf.php?prm=SJK2510

【2025卒】学生アンケート調査【10月版】より
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